銀行ローン・ディーラーローン・残クレを、総支払額で見比べる
車を買うとき、ローンの組み方には大きく3つの選択肢があります。銀行の「マイカーローン」、ディーラーが用意する「ディーラーローン」、そして月々の負担が軽く見える「残価設定型ローン(残クレ)」です。ディーラーの店頭では、月々の支払額だけを見せられて残クレを勧められることも多いですが、実は総支払額で比較すると、印象が大きく変わることがあります。
このツールでは、同じ車を同じ条件で買った場合、3つの方法でどれだけ支払総額に差が出るかを試算できます。
| 銀行・ローン種別 | 金利(目安) |
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表示金利は各行公式サイトが示す代表的な優遇条件下での年利、またはディーラーローン・残クレの一般的な相場です(2026年8月時点)。行をタップすると、その金利が上の入力欄に反映されます。実際の適用金利は審査結果や条件により異なります。
| 方法 | 月々の支払額 | 総支払額 | 完済後 |
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※ 残クレの月々の支払額は、契約満了時に残価分の支払い(または返却)が発生する「バルーン返済」の考え方で試算しています。実際の契約では、ボーナス払いの有無や査定基準など、金融機関・ディーラーごとに細かな条件が異なります。
※ このシミュレーターは簡易試算です。実際の借入判断は、各金融機関・ディーラーへのご確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。特定の金融商品を推奨するものではありません。
上の比較表で、残クレの「返却」を選んだ場合が最も総支払額が低く出ることが多いはずです。ですが、これは正確な比較ではありません。返却した場合、車という資産が手元に一切残らないからです。
銀行ローンやディーラーローンで完済すれば、車は完全に自分のものになります。将来売却すれば、いくらかの現金が戻ってきます。残クレの「返却」は、いわば「車を借りていた」だけの状態に近く、総支払額の数字だけで単純比較すると、実態を見誤りやすい部分です。
契約満了時に残価を支払って車を買い取ると、その時点で車は自分のものになります。ただしこの場合、総支払額は銀行ローンやディーラーローンより高くなることが多いです。「残価部分にも契約期間中ずっと金利がかかり続ける」ため、月々の負担が軽い代わりに、利息の総額は増えやすい構造になっているためです。
銀行に直接申し込む、車専用の無担保ローンです。審査にディーラーローンより日数がかかることが多いですが、一般的に金利が最も低く、総支払額を抑えやすいのが特徴です。完済すれば所有権は最初から自分にあります。
車を購入するディーラーの店頭でそのまま申し込める、信販会社のローンです。手続きが簡単で審査も早い一方、金利は銀行系より高めに設定されていることが多いです。ただし新車購入時にメーカーのキャンペーン金利(低金利や金利0%)が適用される場合は、この限りではありません。
車両価格からあらかじめ「残価(将来の下取り予想額)」を差し引き、残りの金額だけを分割払いする仕組みです。月々の負担は軽くなりますが、契約期間中は所有権がローン会社にあり、走行距離の制限や、契約満了時に「返却・買取・乗り換え」のいずれかを選ぶ必要があるなど、通常のローンにはない制約があります。
| 銀行マイカーローン | 年1%台後半〜4%程度 |
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| ディーラーローン | 年4%〜8%程度 |
| 残クレ(残価設定ローン) | ディーラーローンと同程度〜やや高め |
2026年時点の一般的な相場です。優遇条件やキャンペーンにより、実際の適用金利は変動します。正確な金利は各金融機関・ディーラーの公式情報でご確認ください。